アルボロス/アヴィシャイ・コーエン

イスラエル出身の強靭なベーシスト、アヴィシャイ・コーエンのベースプレイを聴く、というよりは、言葉のない音の物語を味わっている感じ。
ジャケットのイラストは、アヴィシャイのお母さんによるもの。
この「ジャケ絵」は、音の物語の挿絵として眺めながら聴くのも吉。
物語の構造をきっちりと構築するのがアヴィシャイの低音だとすると、この骨格に有機的にからみ、広がりをもたらしているのが、エルチン・シリノフのピアノだ。
彼は、アゼルバイジャン出身なのだそうだ。
ドラムのノーム・ダウとともに、コーエンが目指す終着点を共有し、無理なく時間の中に音をあたかもレイアウトするかのように配していく様は、とても心地よく、理性と夢幻の狭間の世界に「浸る」ことが出来る。
記:2020/01/31

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