本好きにはたまらない!『クリフォード・ブラウン―天才トランペッターの生涯』

これまで、ジャズ本は結構読んできたと思うんですが、その中でも、内容もさることながら、本という「物体」としての愛着もあり、大切にしている本があります。
それが、音楽之友社の『クリフォード・ブラウン』(著:ニック・カタラーノ/訳:川嶋文丸)。
トランペッター、クリフォード・ブラウンの伝記ですね。
もちろんブラウニーの素晴らしい人柄の描写や、演奏の解説の充実度はさることながら、やっぱり本=ものとしての素晴らしさがこの本にはあるんです。 
まずは装丁が素晴らしいのです。
このカバーのデザインは、基本的にはオーシャンブルーとオレンジを基調とした配色なのですが、そこが、まずはおしゃれ。
カバーを外してもなかなかのデザインで、色合いも、手触りも言うことなし!
猛烈に読書欲を刺激してくれます。

そして表紙をめくると、鮮やかなオレンジ色。

オーシャングレーにオレンジが鮮やかに映えます。
そして、活字も字間(行と行の幅)がとても心地の良い適度なスペースで、可読性が高く、上下左右の余白のバランスも申し分なし。

凄まじく読書欲をプッシュしてくれます。
電子出版や、オーディオブックが台頭している今日、本は内容さえ頭の中に入ればそれで良いのだという方も多いとは思いますが、「モノ」としての本が好きな本フェチにとっては、この本はとても価値のある本なんじゃないかと思っております。
ますますブラウニーのことが好きになりますしね。

記:2020/02/16