コルトレーンの《モーメンツ・ノーティス》と《ネイマ》

ジョン・コルトレーンのリーダー作『ブルー・トレイン』。

ブルーノートでは唯一のコルトレーンのリーダー作ですね。

このアルバムの中で、ひときわ新しい響きとユニークさを放つナンバーに《モーメンツ・ノーティス》というナンバーがあります。

これ、後の《ジャイアント・ステップス》にも通ずるコード激変曲で、カッコいい曲ではありますが、演奏する側としては、なかなか難しい。

リハーサルの段階では、特にトロンボーン奏者のカーティス・フラーは悪戦苦闘したようです。

その時に彼が呟いた言葉が「モーメンツ・ノーティス(時が解決する)」。

この言葉が、そのままタイトルになったわけですが、以前、私は『ブルー・トレイン』を紹介した動画では、「うまくいかないカーティス・フラーにコルトレーンがかけた励ましの言葉」と紹介してしまったのですね。

しかし、じつは違った。

なので、「間違ってしまってスイマセン」動画を先日アップしました。

と同時に、この動画では、コルトレーンがこの曲や、後の《ネイマ(ナイーマ)》にも用いられた、ベースのペダルトーンについても語っています。

この響きの多層構造というか、様々な音の色彩を暗示する響きこそが、後年のコルトレーン・カルテットのサウンド(主にピアノのマッコイ・タイナーが担った部分)に結実しているような話もしています。

よろしければ、ご覧になってください。

やっぱり、《モーメンツ・ノーティス》はええなぁ。

記:2020/02/10

>>ブルー・トレイン/ジョン・コルトレーン

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