ジャズ 入門 最初の1枚

※ジャズ初心者対象に、できるだけ分かりやすく書いてみます。

ジャズに入門したいと考えている多くの方は、おそらく「ムード」に憧れてという理由が大きいのではないかと思います。

あるいは、知的好奇心。

今まで聞いてきた音楽とはまったく違う体験を味わってみたいという欲求ですね。

入門したての私も、まさにそうでした。

大人のムード、そして、「お、なんだ、これはすごい!」と自分を驚かせてくれる別世界の音楽。

歌謡曲、クラシック、ロック、テクノなど、これまでいろいろな音楽を聴いてきていたつもりの私ではありますが、それだけでは飽き足らず、さらに自分の内面をもっと驚かせて欲しいという動機が強かったと思います。もちろん、それだけではなく「見栄」みたいなものもありましたが……。

しかし、おそらく自分が聴いている音楽の守備範囲だけでは飽き足らず、未知の領域に突入しようというエネルギーがあるのであれば、最初から思いっきり「異世界」に突入していくのもアリなんじゃないかと考えています。

しかし、だからといっていきなり難解すぎる音を浴びて、最初から拒絶反応を起こし、ジャズを嫌いになってしまうのは勿体ない。

なので、刺激にあふれ、なおかつ多くの人が「こんな感じがジャズだよね」と納得できるアルバムを紹介したいと思います。

ものすごくたくさんのアルバムをリストアップした中、「ベタだけど、やっぱりコレだよね」となったのが、アート・ブレイキーの『バードランドの夜 vol.1』。

>>バードランドの夜 vol.1/アート・ブレイキー

エネルギッシュ、そして楽しい。

なにより、トランペット、サックス、ピアノ、ドラム、そしてウッドベースと、「ジャズ」という言葉から思い浮かぶ代表的な楽器による演奏だということが大きいです。

最初はジャズマンたちが繰り広げるアドリブがわからなくても良いです。

時間をかけてだんだんわかってくると思いますので。

それよりも、これはライヴ録音なんですが、ライヴ演奏特有の熱気や、エネルギッシュで、なんだかわからないけれども、とにかくパワーをこちらに与えてくれるような音の塊を前進に浴びてみてください。

ジャズといっても様々な種類やスタイルがあるのですが、極論してしまえば、このアルバムに封じ込められた様々な要素が「ジャズの中心」だと私は思っています。

このエッセンスを理屈ではなく、身体で感じてもらえれば、きっと「次」に進めるはずです。

騙されたと思ってトライしてみましょう。

また、ベテランのジャズマニアもたまにはこのアルバムを聴いて、「感性のチューニング」をしてみるのも良いんじゃないかと思います。

記:2020/03/17

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